シャトー・ラ・ゴムリー [2009]750ml｜ウメムラ　Ｗｉｎｅ　Ｃｅｌｌａｒ

 
 La Gomerie　/　ラ・ゴムリー 
 
 ヴァランドロー、ル・パンに続く新たなシンデレラワイン、「ラ・ゴムリー」 
 
格付け：グラン・クリュ
 面積：2.5ha
 平均樹齢：40年
 ブレンド比率：メルロ100％
 密植度：6600本/ha
 平均産出量：35hl／ha
 育成：発酵とマセレーションは温度管理された木製槽で足でピジャージュしながら28～30日間。マロラクティックと18ヶ月間の熟成はオークの新樽で行う。清澄も濾過もしない。
 
 ル・パンに良く似たラ・ゴムリーは、極小の畑からできるキュヴェで、いまやサン・テミリオンで大流行している新しいタイプの、手作りの赤ワインである。 多くのガレージ・ワイン(ガレージのように小さな蔵元のこと）と同様、ここのワインもまた極めて熟したブドウにより、収量を抑え、樽でのマロラクティック発酵と100％オークの新樽でのエルヴァージュによってつくられる。このシャトーは、才能あるベコ兄弟(ボー・セジュール・ベコの所有者）の成功の一例であり、ワインは、サン・テミリオンの高級ポートフォリオに加えるだけの価値がある。
 
ワイン関係のマスコミから熱狂的な支持を集め、入手の難しさや値段の高さはともかく、印象的な、リッチな、クリーミーな舌触りの、大当たりのメルロであり、いったん味わえば誰でもそのその魅力の虜になってしまう。ベコ氏は、ポムロールのル・パンのような、値段も豪華なワインづくりを目指しているらしい。そして、それに成功している。これまでのところは、数少ないヴィンテージが生産されただけだが、これは心に残るワインである。熟成すればどれほど素晴らしいをワインになるのか・・・時の流れが教えてくれるだろう。
 
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』
 
 
  ポムロールのCh.Le Pinのスタイルに見られる強烈さ
このワインは今、メルロー100％のフルボディで豪華なスタイルのキュヴェとして名高いまでに進化している。 
このワインはボー=セジュール・ベコの所有者であるジェラール・ベコによって造られている。100%のメルロから100%の新樽でワインを醸造している少量生産、極小規模のシャトーである。
当然だがこうしたワインは、ワイン関係のマスコミから熱狂的な支持を集めている。入手の難しさや値段の高さはともかく、印象的な、リッチな、クリーミーな舌触りの、大当たりの メルロであり、いったん味わえば誰でもそのその魅力の虜になってしまう、まさに神酒のようなサン・テミリオンの極小規模生産ワイン。
ベコ氏はポムロールのル・パンのような、値段も豪華なワイン造りを目指しているらしい。そして、それに成功している。 熟成すればどれほど素晴らしいワインになるのか…・・。時の流れが教えてくれるだろう。 【ボルドー第4版】
いったん味わえば誰でもそのその魅力の虜になってしまう、まさに神酒のようなサン・テミリオンの極小規模生産ワイン。
メルロ100％から100％新樽でワインを醸造。
平均年産750ケースの極少量生産です。
 Wine Journal　95 ポイント l 
Wine Journal Jul 2013 Neal Martin 95 Drink N/A $58-$84 
Served blind at the Southwold 2009 tasting. The La Gomerie ‘09 is turning out to be a little beauty. It has a very elegant, fleshy bouquet of ripe red cherries, wild strawberry and a hint of marmalade. It is very well defined and pure. The palate is medium-bodied with ripe, succulent tannins. It is powerful but refined with a very classy, caressing finish. Delicious - what a great Saint Emilion La Gomerie is becoming. Tasted January 2013. 
 ワインアドヴォケイト：91 
Reviewed by Robert M. Parker, Jr. Issue Date 23rd Dec 2011 Source ：199, The Wine Advocate
This wine now exhibits the evolved, full-bodied, opulent style for which this 100% Merlot cuvee is renowned. Abundant mocha, cranberry liqueur, kirsch, licorice and subtle espresso roast and smoke (from new barriques) characteristics are found in this attractive St.-Emilion. Some of the concerns I had early on were not evident in the bottle, although I do not believe the 2009 is as flashy and concentrated as La Gomerie’s greatest efforts can be. Drink the 2009 over the next 15+ years.Drink Date 2012-2027

シャトー・ラ・ゴムリー [2009]750ml｜ウメムラ　Ｗｉｎｅ　Ｃｅｌｌａｒ赤ワイン