ファットリア・ラ・マッサ ジョルジオ・プリモ [2006]750ml|ウメムラ Wine Cellar
商品の説明
ファットリア・ラ・マッサ キャンティクラシコを名乗らず独自のスタイルを追求した個性派ワイナリー! キャンティ・クラシコの中心地グレーヴェ・イン・キャンティ地区のパンツァーノに位置するラ・マッサ。コンカドーロ(黄金の盆地)と呼ばれる最高の条件を備えたこの地に、1992年、ジャンパオロ・モッタ氏が25haの畑を購入し、31歳の若さでワイナリーを興しました。ワインコンサルタントは2008年よりボルドーの天才醸造家ステファン・ドゥルノンクール氏が担っており、個性豊かでエレガントなワイン造りに情熱を注いでいます。 ナポリ出身のジャンパオロ氏は、1989年に家族が経営していた革のビジネスを辞めて、彼自身の夢であったワイン造りへの道へと進みます。有名なキャンティ・クラシコの2つの生産者の下で修行を積んだ後、ボルドーへも渡り、現在の彼のワイン造りのスキルやアイディアが形作られていきました。キャンティ・クラシコDOCGの改訂によって外来品種のブレンドが認められた2003年、土地に根ざした品種のワイン造りにこだわり、キャンティ・クラシコ協会から離脱します。ジャンパオロ氏は独自のキャラクターを持つ地場の品種でテロワールを表現するべく、枠組みにとらわれない、自らの理想のワイン造りに邁進しています。 畑は25ha、標高315~460mの南向きの斜面にあり、標高ごとに粘土石灰質や泥灰土、泥灰質石灰岩、砂岩などの4つの異なる土壌を持ち、ラ・マッサのワインに複雑さと個性を与えています。ブドウ栽培はビオロジカルでもなくバイオ・ダイナミクスでもない『Logical and Dynamic』と表現するオリジナルなサステイナブル農法を実践。除草剤は不使用、対症療法として必要時最小限の『化学物質』を使用します。区画毎に24時間体制で記録できる気象観測装置を設置、醸造家の感覚と過去の正確なデータを融合させた非常に論理的な造りを行っています。また、セラーは扉で仕切られ、選別、醸造ルームからのバクテリア侵入を防ぐ為、気圧を高く設定するなど徹底した品質管理を行い、まさに理想のワインを造り上げています。 |
テロワール:鱗状粘土質、泥灰質 樹1本当たり0.9kgの収穫
収穫方法:選果しながら手摘み
醸造方法: 発酵温度は28℃。約15~20日間のかもしの後、225リットル容量のフランス産の樽に移します。新樽率は90~100%。約18ヶ月の熟成期間のうち、最初の10ヶ月間はバトナージュとマクロ・オクシジェネージョンを行いながら、澱と一緒に熟成させます。
生産量:35000本
ファースト・リリースは1992年ジョルジオ プリモは当初キャンティ・クラシコDOCGとして発売していました。しかし、近年キャンティ・クラシコの原産地呼称は価格の幅が大きく、特に海外市場での評価及び質ともに落ちているといわれています。
ジョルジオ・プリモは一貫して高い品質と評価を得ており、この原産地呼称の下で販売することが困難になったため、IGTトスカーナへの切り替えをおこないました。
ちなみに、「ジョルジョ」はオーナーの祖父の名前。黒系果実の芳香に豊かなミネラル、完熟ブドウの要素が凝縮されたリッチで力強い味わい。
ワインアドヴォケイト:94 ポイント
Wine Advocate #184Aug 2009 Antonio Galloni 94 Drink: 2011 - 2021 $119 (60)
The 2006 Giorgio Primo is a totally different animal. It is a powerful, rich and intense wine loaded with dark fruit, earthiness, tobacco, tar and smoke, all of which come to life on a structured frame. Despite its size, the wine reveals tons of clarity and precision, all it needs is a few years to come together. In 2006 Giorgio Primo is 30% Sangiovese, 30% Merlot, 30% Cabernet Sauvignon and 10% Petit Verdot. Anticipated maturity: 2011-2021.
ワインアドヴォケイト:94 ポイント
ナポリ生まれのジャンパオロ・モッタが1992年に興したワイナリーで、このとき彼はまだ31歳だった。そのワインはわずかな間でイタリアのワイン界に大きな衝撃をあたえ、あまたの表彰や賞賛に輝いた。モッタは才能のある造り手であるとともに、ゆるぎない現代的嗜好の持ち主でもある。彼のワインがつややかで華やかなのは、まぎれもなくオーク新樽の影響である。思うにラ・マッサのワインは、やや磨きがかかりすぎて、柔らかすぎるかもしれない。しかし、素材のよさと人の誠実さで支えられていることも疑えない。最高級品ジョルジョ・プリモは、濃厚でオークの風味がちの、きついけれどしなやかな味わいをもつ。(マット・クレイマー氏)
ファットリア・ラ・マッサ ジョルジオ・プリモ [2006]750ml|ウメムラ Wine Cellar赤ワイン
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